【山梨県】サットヴァ キヨ
(kiyo sattva)
シルバーインストラクター
以前の私は、いつもベクトルは外側を向いていました。多岐に渡る苦しみの意識。欲望(エゴ)、執着、ジェラシー。この3本柱は強烈な私の足枷となりました。そして悲しみや淋しさ、辛く恐ろしく不安で心配、この様な感情が絡み合いながらそれらが私の細胞に染み込んでいたのです。
ある時傷ついた感情の一つ一つに焦点を当ててみました。そしてそれら全てが充分に癒されていなかった事に気付いたのです。癒されていく中で心から感じる事は「肉体は魂の神殿」という事。その神殿を丁寧に扱い保持する事が如何に大切な事かを実感しました。魂が輝けば自ずと肉体も輝いて行けます。魂を輝かせるもの、それは愛です。インドで出会った夫の愛は、私を癒しの世界へと誘ってくれました。
しかしながら私達の性の知識は本当にお粗末なものでした。もともとセックスに興味がなかった私は、セックスを探求したいとも知りたいとも思っていませんでした。さらに結婚してからは生殖行為である以外に、セックスをとらえることが出来ませんでした。愛し合う事にセックスは不要だとも思っていました。性欲はないに越したことはないそんな思い込みもありました。
セックスに愛を見出せないまま月日が流れました。そんな中、自分が女性として産まれて生きてきて、女性の身体の変化を体感していました。そして、ある種の寂しさを覚えました。加齢による身体の変化とは別に、女性としての喜びが開花されないままに今まさにその時が終わりに近づいている。そんな感覚に襲われました。
そんな時に飛び込んできた「聖なる性の扉」というワード。私は自分自神の性なる扉を開けたいと直感で思いました。しかし私の中の性に関する間違った思い込みから恐怖や不安が私を襲いました。本当の性。真実の性。今まで誰も教えてくれなかった、知る余地もなかった性。私は自分の中の「性」の癒しが欠けていることに気づいたのです。そして「性」を満たし潤いあふれる事で核の癒しが起きる!真実の癒しを提供していける!そう確信しました。
養成講座で私は魂の神殿である肉体を愛し愛でる学びを深めました。「セルフラブ」の真髄を学び私の中での私が満たされていくと、エネルギーが溢れ出していきました。今まで枯渇していたものが満たされて、癒しがさらに深く深く進んで行きました。そして感情の手放しがスムーズに出来る様になると、自分に必要なものと不必要なものがはっきりとわかる様になりました。まだまだその体験は進行中です。そしてこれは終わることのない旅です。生きている間、私たちは自分自神の内側で起こっている何かに気づき赦して手放していく事を繰り返して生き続けるのです。私が女性として満たされ癒やされている事、愛を与え受け取っている事を1人でもたくさんの方へ伝えて行けたら幸せです。
まだまだ未知の世界、現在進行形の中にいます。伸び代が十分あります。可能性は無限に拡がっています。これからも霊的成長をし続け、魂の進化そして自分自神の女神性の覚醒を一緒に歩んで行けたら幸いです。