Therapistインストラクター紹介

【東京都】日向 麗子
(reiko hyuga)

私がエヴァセラピー協会を知ったのは、スローセックスの本との出逢いからでした。

思春期の頃から性に興味があり、4人姉妹の末っ子という気質も相まって、早く大人になりたいという気持ちから性体験を重ねていきました。しかし、その裏には、母親から愛されなかった欠乏感を満たそうとする愛着関係の歪みと、幼少に受けた性被害の傷を塞ごうとする自傷行為のようなものであったと感じます。

歪んだ性の価値観は、結婚生活をも蝕んでゆきました。3人の子の育児と仕事をこなす毎日、夫家族との同居生活のストレスも加わり、夫婦間のセックスは揉め事の起爆剤となっていきました。お互いの価値観の違いや不満をぶつけ合う日々、ついには、セックスを求められることに義務感と大きな恐怖心、そして嫌悪感を抱くようになってしまったのです。

その後、離婚を経験しますが、その選択でお互いの大切さを再確認し、セックスの見直しを徹底的に行うことになったのです。考えられる全てのことを実践しました。しかし、男女の特性の違いを理解できるに至らず、お互いの想いは平行線となり交わることがどうしてもできなかったのです。「手は尽くした。もうダメだ。」と、今度こそ本当に離れるしかないと落胆したとき、アダム徳永先生の「スローセックス」の本に出逢ったのです。

スローセックスを実践することが、2人の明るい未来だと確信し、唯一の解決策だと期待をしました。しかし、現実は思うように進まず、大きな壁が立ちはだかりました。彼がスローセックスの真髄を理解しようと思わなかったのです。私だけが頑張っても、私だけが変化しようとしても、うまくいかない現実が突き付けられたのです。

そんなとき、エヴァセラピー協会の理念を目にする機会があり、セックスは男性優位、女性は受け身であるという固定観念が私の中にあったことを思い知らされました。セックスだって女性から求め、女性から輝き出していいのではないか。彼が理解しないのなら、私が立ち上がろう!!そう、魂が輝き、エヴァインストラクターとしての扉が開かれたのです。

養成講座を受講して、1番大切だと感じたこと、それは「自分が自分を愛する」ということでした。これまでの私は、誰かに愛されたい、満たしてほしいと思ってばかりの人生であり、いつも欠乏感や孤独感がつきまとっていたのです。自分で自分を愛して満たしていくことを知り、愛が満たされたとき、初めてまわりへ愛を注ぐことができるようになり、まわりからの愛を受け取れるようになっていきました。

自分を愛することは、これまで抑え込んできた苦しみや悲しみ、自分自身のエゴと向き合うことになるのですが、それすらも楽しみやおもしろさに変換し、ひとつひとつ乗り越える自分をさらに愛おしく感じる日々となりました。

セックスレスや義務感で悩んでいたり、自分を愛せないで苦しんでいる方たちへ、私という存在を通して、「自分を愛する」ことを体感してもらいたい。そして、本当に愛する人と愛し愛される最高体験をしてほしい!そう願わずにはいられません。

一緒に、女神への道を歩みましょう!