Therapistインストラクター紹介

【群馬県】永瀬 和音
(kazune nagase)

ゴールドインストラクター

18歳の時のある体験から、「セックスは神聖なものであり、男女の陰陽和合、歓喜を伴った愛の表現であり気の交流であること、愛し愛される愛の儀式であること」という、すでに知っていたかのようなアイデアが私の中に入ってきて、これが真実だ!という直感的な認識とともに、私にもこれから来たる素晴らしい性の世界と展望にワクワクしていました。

出会う仲間にも恵まれ、人と深く繋がり癒せる存在になりたいという志のもと医師となり、環境的には何不足なく整っているように見える一方で、心の奥ではとても生きにくいと感じていた20代まで。美しく喜びであるはずの性のことも、明らかに私の中に種として播かれてはいましたが、見ないようにしていた時期でもありました。

結婚して3人の子供に恵まれた頃、それまでの人生で埋め込まれてしまっていた歪んだ性の認識を発端としたパートナーシップのつまづきをきっかけに、一人の人間として、一人の女性としてどれだけ自分自身を蔑ろにしてきたかにまざまざと気づいたタイミングがありました。そこから自分自身とのパートナーシップ、見ないように蓋をしてきた感情や、心の声、直感の声、私という存在の意識の声。あらゆる部分に光を当てていく道のりが始まったのです。

バラバラになり置きざりにしてきた私の部分と再びつながっていく統合のプロセスは、忍耐のいるものでしたが、私をとても生きやすくし、安心感とともにより軽やかに生きられるようになりました。このころには医師としても、”健康に生きる”とは肉体面からのみでなく、”幸福感を感じ自身への愛や喜びと共に生きる”という本来私たちに内在する真の望みと繋がっていることの重要性を前提とした関わり方やあり方へと変化していきました。

そのような経緯を経て、どうしてもまだ光を当てる余地のあると感じていた分野。種を落としたまま今か今かと待っていた”性”について、ハイライトを当てるときがやってきました。肉体として生を受けた人間として、”自身と繋がっていく”ということの中心にあるのは。そしてその先の無限の可能性として私たちに遍くギフトとして与えられているのは、やはり生命そのものである”性”にあるということ。これを探究せずには終われない、役割がありここを開いていくのだ、という、揺るぎない感覚が湧き上がってきていました。

そんなときに、以前より本や動画を拝見していて、この方から学びを得て実践していきたい!と思っていたアダム先生のエヴァインストラクター養成講座の募集記事が目の前にやってきたのでした。熱い志望動機をいっきに書き上げ、震える指で押した申し込みボタン。一歩踏み出す大きな勇気がいりましたが、心は少しも揺らいではいませんでした。

アダム先生のクリアなエネルギーとあり方、尊く強い志に直接触れ、意識の改革とともに秘儀により性の喜び・命の喜びを中心に据えた肉体・心・意識を統合していく過程の実践は、とてもパワフルなものでした。集った仲間たちとともに研鑽を積んでいくほどに、女性であることの喜び、からだの感じる感覚や繊細さが開いてきていることを実感しています。同時に、耳触りの良いことだけではなく、それは自身の闇の部分と向き合っていく大切な過程でもあり、ありのままを見る強さも育ってきているように感じています。

また肉体的な性の喜びのみならず、意識や体感覚までも広がっていく体験、すべては繋がっていること。自分と繋がるその先に、大いなるものと繋がっていく、委ねすべてと溶け合いすべてである世界。女性としての自分自身をそのまま受け止め、その内側から出てきて花開いていくものを見守り祝福していく。自分を愛することから、すべてが始まります。エヴァインストラクターとして、この未知なる世界が広がっていくことに、これからパートナーとともに探究していけることに、とてもワクワクしています。

すでにパートナーがいる人も、これからパートナーと出逢う人も、子育て中のママも、更年期を迎える女性も。願わくば10代の若い人たちも。年齢は関係ありません。この性の学びと体験を通して、それぞれに必要な気づきと変化が、必要なタイミングで起きてくる。それは私たちの思考を超えていて、とてもエキサイティングな喜びの道のりです。性を神聖で明るいものとして、喜びとしてオープンに讃えあえる、愛し愛される関係で溢れていく。そんな輪が広がっていく世界を思い描いています。ぜひあなたもその扉をひらいてみませんか。陰陽和合の世界を成就し、愛し愛される喜びに満ちた世界をともにつくっていきましょう!